Column
- 2026.2.15
家の売却利益にかかる税金
不動産売却による利益は譲渡所得として課税対象に
家や土地などの不動産を売却すると「譲渡所得」として扱われ、「所得税」「復興特別所得税」「住民税」が課される場合があります。戸建てからマンションへの住み替えや実家の売却を考えている人は、「売却はできたが税負担が重く、収入が期待よりも少なかった」ということがないように、不動産売却に関する税制や税率を事前に確認しておくことが大切です。
売却額=課税対象額ではない税率は所有期間によって変動
「所得税」は、不動産を売却した金額そのままにかかるわけではありません。売却金額から購入時の費用や売却にかかった経費を差し引き、さらに特別控除などを引いた残りの利益に対して課税されます。また、売却した土地建物の所有期間によって、長期譲渡所得(所有期間が5年を超えるもの)と短期譲渡所得(所有期間が5年以下のもの)に分けられ、それぞれ税率が異なります。
売却で損失が出た場合は損益通算が可能
不動産を売却して損失が出た場合は、税金がかからないだけでなく、他の所得と相殺して税負担を減らすことができます(損益通算)。さらに、損失が大きい場合は翌年以降3年間まで繰り越して控除できる特例もあります(譲渡損失の繰越控除)。これらを利用するには条件があり、確定申告が必要なので、専門家に相談しましょう。